2019年6月4日火曜日

暴落時にどう対応するか(私の場合)

大暴落といえば最も印象深いのは、2008年のリーマンショックです。
この時の記憶がまだ強く残っている人は多いかもしれません。
ブラックマンデーは知らない遠い過去の歴史ですが、リーマンショックは少し前の出来事です。


暴落時にとれる手段として、私が思い浮かべる事ができる対応は3つ。
  1. 損切り(損を確定させ、相場から逃げる)
  2. ナンピン(安く買えるチャンスととらえ、果敢に買い向かう)
  3. 放置(含み損に耐え、株価が戻るまで待つ)
過去の暴落時に私がとった行動は 3、放置 でした
そうはいっても、積極的にその行動をとったのではなく、選択できるのが3しかなかったと言う情けない状況でした。

〇損切りは間に合いませんでした。
始めたばかりの初心者だった事もあり、そのうち戻るだろうという楽観的な気持ちでいました。
それがあっと言う間に暴落に巻き込まれ、切るに切れない状態に陥ってしまったのです。

〇ナンピンはとてもできない心理でした。
これからもっと下がると煽るようなニュース等が多く、恐怖もあって手出しする気にはなれませんでした。
もうマイナスを積み上がるイメージしかできません。

必然的にできる事は放置のみになります。
そして、あの時しなくて良かったと思うのは損切りです。

もし損切りしていたら……
証券口座は閉じていたでしょう。
無くしたお金のことは引きずって忘れません。
上昇した株価を見て悔しがり、今さら入れない!と苛ついていたかもしれません。

こんなふうに、
投資から手を引いている自分の姿が想像できます。
大きな損切りをしてしまうと、投資に戻ってくるのに時間がかかってしまいます。もしくは戻ってこない可能性も高くなります。
相場に残る為にも、投資は余剰資金、無くしても惜しくない範囲でやるべき事も学びました。


大きな損を抱えている時は証券会社のサイトなんて怖くて見られません。
ちょうど子育てや引越し、また自治会やPTA役員などもあり、人生で一番忙しい時を迎えていた事もあり、株の事は忘れるように努めました。

それでも自分が株を持っている意識はあったので、
株価が○○○○円に回復などのニュースには体が反応します。

時間の経過とともに、
正面から数字に向き合えなくても、薄目を開けて見る事ができるようになります。
ゆっくりですが、含み損の数字にも慣れてきちゃうんですよね(;・∀・)
そんな状態での株主優待と配当金は癒しでした。
例え含み損があろうと、株を保有する事で繋がり続ける状況ができました。


そんな暴落から〇年後……
ずっと保有していた株を処分(!?)できる日がようやくやってきました。

保有しているうちの1銘柄が大きく含み益を出し、他の2銘柄の損失をカバーできるまでに育ってくれたんです。
しかも手元に少しばかりの利益が残ります。

私の救世主となってくれたのは、
キッコーマン(2801)
ヤフーファイナンスの10年チャート
右上にぐんとのびています
キッコーマンとは違い、何年寝かせてもダメな株もありました。

足を引っ張てくれたのは、小売系と情報通信系。
そちらのチャートは2000年と2006年でピークの山を作って、それ以降はたまに小さな山を作っては下降しています。
将来性も保有する理由もなくなったので、キッコーマンと同時に売却。
すごくスッキリしました。
キッコーマンには今でも感謝しかありません。

☆そんな経験からの暴落時ルール

  売却益目的(思い入れのない銘柄)の短期売買は迷いなく損切り。
  長期保有目的の株は、暴落がきても保有しつづける。

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